滝田洋二郎監督、本木雅弘主演おくりびと
2008年12月05日
いわゆる、「映画=ハリウッド」の感覚ですね。滝田洋二郎監督、本木雅弘主演の『おくりびと』が、絶好調の成績を持続しているとの事。全編を通して流れる久石譲さんの音楽の印象が強く、抽象的な物語をイメージしていたのですが、難解なストーリーがアヤフヤに進行して行くのではなく、納棺師という特殊な職業を通じて、現代のサラリーマンの仕事や家庭の問題を表現しており、分かりやすい描写で展開していきますから、これから職業に就く学生さんなんかにオススメですね。
と、上から目線で学生に勧める大人を演じようと思っていたら、既に観客動員数が50万人を超える見通しで、10代後半から20代前半の客層も多いみたいです。「モントリオール世界映画祭でのグランプリ」が、日本の観客層に多大な影響をもたらしたとは考えづらく、本木雅弘さんのネームバリューは健在にせよ、昔から、「おくりびと」テイストで作られている日本映画は多かったですが、観客側が、それを楽しむに至っていない子供みたいな時代が長らく続いていたと思います。必至にハリウッドを真似ようとする邦画が増える中で、昔から伝統的に邦画にあり続けた、切り口のアイディアの斬新さと、心情の描写に優れた映像に素直に感動しました。
「おくりびと」観に行って来ました。ともあれ「おくりびと」は、「日本映画はこれでいいんだ」と言う代名詞的な映画。共感してくれる人が多いと嬉しいな。
17日は女性客の入場料金が1000円均一のレディースデイだったこともあり、幅広く動員。こういう派手さの無い映画がヒットするのは、観客側の嗜好が成熟してきた証拠なのかなと。
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2008年12月05日
カテゴリー:映画情報
